スタッフブログ

2018年11月

2018.11.27

コラージュ講座行いました④

 前回に引き続き、今回は10月20日に行ったコラージュ講座の内容をお届けします。

さて、今回はコラージュ作成の際に、折り紙を自由に使用する形にしました。

折り紙の色を生かして背景色として使われる方がいました。

  

前回の講座で黒ペンを使わなかったように、切り貼りだけで十分表現できていると思われた方は、折り紙を使わずに完成させていました。

この作品は、ご自身の中でテーマがあったようで、それを表現したかったので折り紙は必要なしと判断されました。

少し分かりづらいですが、表と裏の両面に切り貼りをされた方もいました。

そして、一人一人の作品を鑑賞し、今現在感じていることをシェアしていき、感じたことを象徴するようなアイテムを1つだけ選んで、その方の作品のどこかに切り貼りする作業を全員で行いました。

この日の参加者は4名だったので、1つの作品には3人分のアイテムが切り貼りされています。

皆さん、怒りや疲労感、今現在の状況、自分の本心をちょっとだけ表現したりして作品を作っていました。

それを共有できたことに感謝したいと思っています。

枇杷島本室の近くに自生しているススキの穂が風でなびいていました。

普段とは違い、ゆっくりと歩いてみると、いつもと違う景色が見えたり、気づかないものを発見できたりします。

引き続き、野田が担当しました。

2018.11.17

コラージュ講座行いました③

 気がついたら、ブログの更新も久しぶりになっていました。

秋も深まり、この寒暖差で風邪をひている方も多いと聞いています。

季節が過ぎていくのは、子どもの頃に比べてずいぶん早くなったなと感じます。

さて、季節は遡り、8月18日のコラージュ講座をご報告したいと思います。

この回も特にテーマを決めることなく、自由にコラージュを制作してもらいました。いつもと違うところは、黒ペンを使って、自由に描いたり付け加えてもいいという点です。ある方は「黒い色を入れたくない」という理由で、あえて黒ペンを使用しませんでした。

別の方は、吹き出し口をつけてことばをつけてみたり、メッセージを書いたりしていました。

そして、それぞれの作品を鑑賞しながら、自分の心の世界に気づき、相手の心の世界を理解しようとしていきます。もちろん、自分の全てが相手に伝わることは難しいですし、相手の世界も全て理解することはできません。でも、この作品を通して、ほんの少しでも気づいたこと、感じたこと、理解できたかもしれないことがあります。そのメッセージを雑誌の切り抜きをひとつ選んで、相手の作品のどこかに貼ることで伝えるというワークを行いました。これは難しいことではありますが、これまで講座を共に過ごしてきた参加者同士であるからこそ、できるのではないかなと感じました。

続いて、10月18日に行ったコラージュ講座の報告もしていきます。

飛行機雲と空の雲がそれぞれ交差する景色が人との出会いにも似ている気がしました。

以上、担当は野田でした。