スタッフブログ
2020.01.22
ねんど創作講座行いました⑤
講座に関するブログも長らくお休みしていたので、今回は10月と12月に行った講座をまとめてご報告しようと思います。
10月と12月は、少人数の参加ということもあり、じっくりと時間をかけながらねんど創作ができたように思います。
回数を重ねていくと、どのようなテーマで創作したとしても、個人の抱えているテーマは一貫していきます。
それが思いもよらないことだったり、やっぱりそうかと確信するものだったりしますが、それこそ非言語で表現することの
醍醐味ではないかと私は思っています。
複数人でこのような作業をすることは、共通点があったり、逆に対照的だと感じたり、時にはその人の中に自分を見て、苦しくなったり…様々な刺激や影響を受けることになります。
その中で、しんどさを感じたら、ちょっと休けい。そして、自分だけの時間を自分のためだけに使って充電していく。
そんな使い分けもあっていいのだと思います。
ねんど創作講座は、12月で全6回を終えました。初めての試みでしたが、今後は個人の“ねんど創作療法”として、続けていきますので、
ご興味のある方、一度だけでも受けてみたいと思われる方は、お気軽にお問合せ下さい。
担当は、野田でした。
2020.01.17
新年あけましておめでとうございます
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年も、あいち心理カウンセリングをよろしくお願いたします。
昨年秋からブログがストップしていましたが、ボチボチとスタートしていきたいと思っています。
カウンセリングを中心としたお仕事をしていると、一日が早く過ぎていきます。
たくさんの方々の心の世界に入り、その時間を共に過ごしていると、あっという間に時が経ちます。
そのスピードに流されることなく、一日、その時を丁寧に大切に歩んでいけたらと思っています。
今年は暖かい日が続きますが、インフルエンザが流行っているようですね。
皆さま、どうか心も身体も大事にして、この一年を乗り切られますように。
担当は、野田でした。
2019.10.01
ねんど創作講座行いました④
あっという間に夏が過ぎてしまいましたが、皆さま今年の夏はいかがでしたか。
10月に入りましたが、まだまだ30℃近くの日が続き身体にこたえます…。
こちらのブログ、かなり間が空いてしまいました。
今回は、8月10日(土)に行われたねんど創作講座の様子をお伝えします。
テーマは「怒り」
暑い季節にさらに熱くなるテーマで作品を作っていただきました。
考えながら作られた作品です。
「怒り」といっても、その人それぞれの表現があり、それは時に伝わりにくかったり、分かりやすかったりと、受け取り感じる側にも様々な印象を与えてくれます。
材料は、ねんどを中心にしていますが、今回は箱庭用に準備をしていたフィギュアを使われた方がいらっしゃいました。
確かにねんどより伝えたいことを表現してくれる場合もありますよね。
さて、今や恒例となったお互いの作品にひとつ加えてもらう作業も行いました。
どこがどのように変わったか、比べてみてくださいね。
次回のねんど創作講座は、10月19日(土)14時~16時まで、枇杷島本室で行います。
少人数制で行っておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合せ下さい。
*完全予約制です
今日の担当は、野田でした。
2019.07.07
ねんど創作講座行いました③
東海地方は、梅雨の季節です。じめじめとしてべたつく日々が続きます。
それもまた、季節が巡っていることを感じさせてくれるのかなと思います。
さて、6月15日(土)にねんど創作講座を行ったので、その様子をお伝えします。
今回は久しぶりに講座の参加をした方がいらっしゃいました。ねんど創作は初めてだったので、テーマは自由にしました。
“自由”と言われて、なかなかイメージが湧かない方もいれば、自分の中のイメージをあらかじめ温めて来られた方もいらっしゃいました。
どういう形で表現されたとしても、この時間を自分のために使うというのが大切だと思います。
そして、より表現の幅が広まるように、折り紙だけでなく、色ペンを準備してみました。
ねんどには、ほんのりと優しい色がついたり、マーブル模様になったりと、様々な表情がつきました。
自分を表現することが苦手な方には、難しい面もあるかもしれませんが、ねんど創作を通して少しずつ、自分を表現することができるようお手伝いしていきたいと考えています。
次回は、お盆休みを避けて、8月10日(土)14時~16時まで枇杷島本室で行います。
その頃には、梅雨も明けて暑い季節になっているはずです。
今回の担当は、野田でした。
2019.06.10
トラウマのある人を思う
先日、トラウマにおける心理的療法について、臨床心理士たちが学び合う場に行ってきました。講師は精神分析の方でした。一言でいえば、感銘を受けました。これまでの私自身の臨床経験から感じてきたことが、はっきりした輪郭をもって浮き彫りになったように感じました。こんなふうに思える会は、私にはあまりないことなので、自分の言葉にして、今ある感じをここに書き残してみようと思います。
人は、自分のことを人に話したいと思っている。
しかし、自分のトラウマを話したところで、同じ体験をした人がいない限りわかってもらえないだろうし、
たとえ同じ体験をしていても、自分の気持ちまで理解してくれる人なんているとは思えない。
それに、話したところで、過去はかえられないのに、話して意味があると思えない。
だから、話そうとは思はない。
簡単にわかってもらいたくもない。
それでも、人は、心のどこかで、自分のことを人に話したいと思っている。
涌井 浩子